÷2位数は、÷1位数よりずっと難しくなります。これまでの複合過程の計算問題は、素過程に分解できますが、÷2位数の計算は、÷2位数の複合となるからです。
水道方式での計算指導は、あくまで除法の素過程の複合とみなして計算を進めるため、仮商を立て、修正を繰り返すという厄介な操作が必要になります。
これから説明するこれ以外の計算方法では、仮商を修正する際に、「減らす」「増やす」の両面で考えなくてはなりませんが、水道方式の考え方は、減らす一方で済みます。
÷2位数のアルゴリズム
計算手続き | |
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最初に商の立つ位置を決めます。 :被除数の上位の数から、1桁ずつ検討していきます。 (だめ) ⇒ (OK!)
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2位数÷2位数(型分け)
型 | 問題 |
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(仮商修正0回) |
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(仮商修正1回) |
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(仮商修正2回) |
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(仮商修正3回) |
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(仮商修正4回) |
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(仮商修正5回) |
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3位数÷2位数(型分け)
型 | 問題 |
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(仮商修正0回) |
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(仮商修正1回) |
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(仮商修正2回) |
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(仮商修正3回) |
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仮商を9よりたてていくもの | |
(仮商修正0回) |
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(仮商修正1回) |
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(仮商修正2回) |
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(仮商修正3回) |
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(仮商修正4回) |