小数のかけ算
小数のかけ算は、整数のかけ算の理解の上に成立しますから、整数のかけ算が理解されている必要があります。
指導の順番としては、のような×整数を先行させると、小数点をそのまま下ろせば良いというように、加減法と混同してしまう生徒が出ても不思議ではありません。
ここでも一般から特殊へという大原則通り指導します。
指導の道筋
小数を帯小数、真小数、整数というように型分けをしてみると、次のような8組の型分けができます。
(1) 帯 × 帯 | (2) 帯 × 真 | (3) 真 × 帯 | (4) 真 × 真 |
(5) 整 × 帯 | (6) 整 × 真 | (7) 帯 × 整 | (8) 真 × 整 |
小数のかけ算の型分け
(1) 帯小数×帯小数 | ||
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(2) 帯小数×真小数 | ||
(3) 真小数×帯小数 | ||
(4) 真小数×真小数 | ||
(5) 整数×帯小数 | ||
(6) 整数×真小数 | ||
(7) 帯小数×整数 | ||
(8) 真小数×整数 | ||